小塩稲之の
マネジメントマーケティング・プログラム(MMP)とは
マネジメントマーケティング・プログラム(MMP)はマネジメントマーケティング戦略会議(MMC)の事業活動を基本に、マネジメントマーケティング理論の提唱者、小塩稲之が育成研修として体系化したプログラムのことである。MMPの基本スタンスは、実践のスキルと知識を高めることが目的である。
MMPは、研修として「新規事業戦略コース」「新製品開発コース」「販売チャネル調査コース」「販路開拓コース」「販売促進コース」などにおける領域で日本商品開発会などで展開されている。各コースでは「プロジェクト案件」をチームごとに問題解決を図りながら、戦略策定をおこなう。
MMPの基本
MMPに参加するメンバーは「市場の視点から社会に変革をもたらす実践的かつ実務的なビジネスリーダーとなる専門家」を輩出することを目指している。
この目標を達成するため、このプログラムは既存の教育方法や考え方にとらわれることなくつくり上げられたものである。従来の「ケーススタディ」や「ケースメソッド」ではなく、多くの方から「超ケースメソッド」といわれるように、実践に裏付けられたマネジメントマーケティングのテーマを基本スタンスとしている。
ケーススタディとは事例研究とも呼ばれ、事例を素材に分析し、原理、原則を発見する研究手法である。
一方、ケースメソッドとは事例分析にとどまらず、ケースのビジネス上の課題に対して各自が戦略を立てた後にディスカッションを行うことで意思決定に必要な「思考プロセスを体得」させていく学習方法である。問題解決策を自由に発言し、その解決策の決定はしないところにその特徴がある。米国のMBAなどの「研究型学習」手法に取り入れられている。
料協力:(社)日本販路コーディネータ協会