コトづくり学
「コトづくり」とは、ものの形だけではなくその「機能」およびその機能を「創造するプロセス」を重視し体系化していくことである。「コトづくり」とは「その性能や役割の可能性を思い切り役に立たせて、社会を改革するもしくは新しい価値を創造するための『仕組み』を創ること」と言える。社会にとって新しい価値を生み出す仕組みや仕掛けを意味するコトづくりの心は、ワクワクするような新しいこと、社会に役立つこと、新しい価値を生み出すことであろう(略)。
(コトづくりを創出する際のポイント)
発見・創出したコンセプトの適切な反映は、その取り組みの狙い、推進における障害などの打開策、また期待される効果などを考察することが重要となる。また、計画を作成するためには、その組織プロジェクトの中に、あらかじめいくつかの分野ごとのチームを組み込むことが有効となる。
書籍・観光地域コーディネート モノづくり・ことづくり・場おこし学より
資料協力:日本観光文化検定協会